自粛期間はインプットの期間

自粛期間はインプットの期間

益々の体重過多。この自粛期間、膝の怪我も相まってなかなかの運動不足。

僕だけが運動不足になるのは困るから、ここでは映像を紹介しよう。
みんなが映像見て、食っちゃ寝、食っちゃ寝してみんなの体重も一緒に増えていく算段。
じゃあどんな映像を上げようかな?
ここは1つ僕をここまでに形成する事となった子供の頃からの映画遍歴を紹介しよう。
映画だったら長いから、それなりに食っちゃ見て、食っちゃ見てが出来るでしょうし。
体重増えると坂道ではエラくスピード出るし。
まあ悪い事ばかりではございません。
僕が子供の頃1番最初に家族で見に行って心底ハマった映画。

出演が凄いのこの映画は。
スタローンが主演なのは分かるけど、その両側を固めるキャストに! 
サッカーの神様「ペレ」がいて、

さらにアルゼンチンの背番号1番だった名MF「オズワルド・アルディレス」がいて

イングランド代表、ウエストハムユナイテッドの名選手「ボビームーア」

など60年代〜70年代のサッカーファンなら痺れてしまう一流選手達。
僕は世代的にはその選手達の活躍を全然リアルタイムで見たわけじゃなかったが、この映画の影響で全部調べて見漁ったものだ。
阿佐ヶ谷にあったサッカーショップのおじさんに聞いて昔の試合のビデオを見せてもらったり、
古いサッカーマガジンを大量に貰って、好きなページを切り取って自分なりのサッカー歴史雑誌を1人で作って遊んだりしてた。
なんていうのかな、、、
僕はその頃から一度ハマるととことん突っ走ってハマる子供だったんだね。
ちなみに僕がその頃、最終的に1番好きになった選手がイングランドリーグ、マンチェスターユナイテッドで活躍した悲運のスーパースター
「ジョージベスト」だった。

今でも見ていると心熱くなるね。
僕のウェアブランドの「LIBE」のメインロゴ

のカラーがレッドなのもこのジョージベスト時代のマンチェスターユナイテッドが少なからず影響していると思う。
マジで芸術。ジョージベストのドリブルは。
マラドーナも凄いけどジョージベストのそれは唯一無二のお洒落さを持っていながら、その反面のイケイケのサッカースタイル。
百戦錬磨の博打打ちのような攻撃的なサッカースタイル、私生活も破天荒で引退後の人生も壮絶だが、とにかく危なっかしい存在全てに憧れた。
映画「レイジングブル」のジェイク・ラモッタ

にも共通するような人物像なんじゃないかと勝手に想像する。
ちょっと脱線したが、それくらい僕は子供の頃サッカーオタクで、しかもそれは現在まで自分を影響させる価値観にもなっている。
ただ、、、正直今のサッカーはあまり興味が無い。理由は明白だけどあえてここでは言わない。
今の選手達、特にスーパースターとされる人達は、過去のサッカーの歴史を勉強してみて欲しい。
今のサッカーと昔のサッカーとでは何が違って、何が、、、
まあいいや。これ以上はやめとこう。スケートも一緒だからな。嘆いてみても始まらない。それが分かった奴から良い時代に変える努力をするんだ。
とにかく僕が好きだったサッカーは1986年メキシコワールドカップまで。
リトバルスキー、ルンメニゲ、ボニエク、マラドーナ、ロッシ、キーガン、リネカー、ジーコ、プラティニ、木村和司、、、まだまだ居たけど僕にとって1番熱かったサッカー熱はその時がピーク。
だけどJリーグが開幕したときは、さすがに興奮した。僕のサッカー熱のピークはとっくに過ぎてたけど、でもやっぱり嬉しかった。
リトバルスキー、ジーコがプレーする日本のサッカー。
その昔足繁く通った日本リーグのデイゲーム。
木村和司選手のプレーが見たくて日産の試合は特に見に行った。
競技場裏手のバス乗り場に選手を待ち構えたファンの中に僕はいつもサイン色紙とペンを持って選手の追っかけをしてた。
毎回競技場裏で待ち伏せしているもんだから、しまいには選手の何人かには顔を覚えられてた(笑)
86年のワールドカップ最終予選の日本対韓国戦、木村和司選手の伝説のフリーキックも国立競技場まで行って、目の前で見た。

いつか日本が世界のトップに立てるサッカーをやれるという確証を1本のシュートで魅せられた気分だった。
おっと、、、
今回は自粛期間で映画の話をしていたんだ。僕のサッカー熱の話にすり替わってたよ。
だから話を元に戻すと「勝利への脱出」という映画はこれくらいのサッカー熱を僕に与えてくれた最高の映画だった。
サッカーに興味が無くても楽しめるが、映画が見終わった頃にはペレの現役時代のプレーに興味を持つはずだ。
とにかくすごい映画だと思う。

何せ5歳の僕をこんなサッカー馬鹿に仕立て上げたんだからね。