自粛期間はインプットの期間(2)

自粛期間はインプットの期間(2)

雨も降りしきる自粛期間。もっぱら過去の25年間溜め込んだ映像と7プライプレスウッドに囲まれた生活に感謝をしている今日この頃。

僕の映画遍歴をブログにしているんだが、前回は映画ではなくサッカー愛に話がすり替わってしまった。
なので今回は子供の頃初めて涙を流した映画を紹介しよう。

「エレファントマン」

実在のジョゼフ・メリック(映画ではジョン・メリック)の半生を描いた作品。
5歳の僕には衝撃的な映画だったが、僕の父親と母親はこの映画を当時の僕へ教育の一環として見せたのだろう。
新宿の映画館で僕は生まれて初めてそこで映し出される悲劇を目の当たりにし、涙した。
難しい事は分からなかったが、とにかく悲しい内容だった。
ラストシーンは子供ながらに悲しくて悲しくて、これを書いてても思い出してしまう。
綺麗な心とは?
醜い外見とは?
人としての愛とは?
子供ながらに見たあと1人で考えた。
好きな映画か?っと聞かれたら、、、素直に好きな映画だ!とは簡単に言える映画ではない。
だけども人類にとって必要な映画だと思う。
僕は5歳の時に1度、20歳の頃に1度、合計2回しか見ていない。
だけども強烈に心に刻まれた映画。
見た事が無い人は一度は見て欲しい映画。
素晴らしい映画。